イベントワン>イベントワン社長の太腕繁盛記>2013年3月19日
日本全国で行なわれている小学校の卒業式。皆さんの地域ではどんな祝辞があったでしょう?
富山県南砺市の田中市長は坂本光男さんの詩を卒業生に贈ったそうです。
田中市長は全員に語りかけるよう・・・。
ねぇきみ・・・
ねぇ、きみ、お母さんを知ってるかい。
君が生まれたとき、病んだとき
眠らずにじっとそばにいて
心を痛めていたのがお母さんだ。
ねぇ、きみ、お父さんを知ってるかい。
夜中にどんなに遅く帰っても
きみの寝顔をそっとみて
黙って床についたのがお父さんだ。
ねぇ、きみ、友だちを知ってるかい。
平気でいつも楽しそうだけれど
誰もが1つ以上の悩みをかかえ
こらえながら頑張っているのが友だちだ。
ねぇ、きみ、自分を知ってるかい。
たとえ勉強やスポーツが苦手でも
必ず2つ、3つは自慢できるものがある。
それに気づいていないのが自分なんだ。
ねぇ、きみ、生きるって知ってるかい。
きみのなかにある、その自慢できるものを
どれでもいいから輝かせてごらん。
それがきみにとっての生きることなんだ。
ねぇ、きみ、生命って知ってるかい。
きみがもし死んだら親も友だちも泣く。
かけがえのないタカラモノだから
生きられるだけ生きてこそ生命なんだ。
ねぇ、きみ、未来って知ってるかい。
どうなるかわからないこれからを
きみの知恵と力できりひらく
そのわくわくする冒険が未来なんだよ。
目頭を押さえて聴いていた人、号泣していた人、今までの卒業式で一番感動された人と・・・。様々だったようですがこの詩が今全国にシェアされているそうです。
素晴らしい市長です。